育毛のための髪の乾かし方
今回は発毛・育毛のために薄毛や抜け毛で悩まれている方が気にするべきホームケア、ドライヤーを使用した髪の乾かし方についてお話ししたいと思います。
髪の毛の乾かし方
「お風呂出てからなんてタオルで拭いてそのまま自然乾燥してる」
「もともと短いし乾かす必要ないぐらいすぐ乾くから自然乾燥です」
こういう風に答える男性っていまだに多いですよね。
タオルドライ
シャンプーで頭を洗ってお風呂出たらまずタオルで髪や頭皮、身体を拭きますよね?
でもだからといってむやみやたらに拭けばいいってものでもないんですね。
「水が滴り落ちてこないぐらい拭いておけばいいんでしょ??」
こんなこというお客様も実際いますがこれも間違ったことです。
洗髪後は頭皮も皮脂がある程度落ちた状態になるので、タオルで強くガシガシして拭いて擦ったり適当にくしゃくしゃにして拭くことで髪や頭皮を傷つけてしまう可能性があるので気をつけるようにしましょう。
拭き方は優しく乾かすように乾いたタオルを使用し、押し当てたり、髪を挟んだりして充分に水気をとるようにするのがベストですね!
ドライヤーでのドライ
タオルで十分に水気を取った後はドライヤーを使って頭皮(地肌)をちゃんと乾かしていきましょう。
ドライヤーを使用する時の乾かし方は髪の根元から毛先に向かって最初は温風を当てて、必ず髪から15cm以上離し、ある程度乾いたら冷風に切り替えて使いましょう。
”どのくらい乾かすのがいいか??”
この基準は髪が少し湿っているぐらいまではドライヤーの温風で乾かすのがベストですね。
その理由もお伝えします。
髪はドライヤーで完全に水気がなくなるまで熱風を当てて乾かしてしまうと髪表面にある鱗状にあるキューティクルを傷つけてしまうリスクがあリます。
しかし一つ勘違いをすると大きな間違いになるので注意しましょう。
いくら水気がなくなるまで乾かしてはいけないと言っても生乾きのまま寝てしまうことで髪の毛や頭皮に細菌が発生させやすくなってしまいますので十分注意する必要がありますので気をつけましょうね。
カラーリング・パーマ後の注意点
これまでにカラーリングやパーマを一度はしたことがあるという人が大半ではあるかと思います。
ではカラーやパーマの後に家に帰ってシャンプーをしたら”頭皮が痛い”
と感じた方はどれくらいいるのでしょうか?
数で言えば少ないと思いますがカラーやパーマも科学的な薬剤を使用しているのでアレルギー反応が出たり、痒みや痛みを生じる場合があります。
これは頭皮が炎症していたり頭皮にトラブルが起きている場合があるのでこの時にドライをしっかりしておかないと細菌の増加だけでなくさらなる頭皮環境の悪化の原因になってしまうリスクが伴います。
ですのでシャンプーも優しく洗い上げるようにし、ドライヤーを近づけすぎないよう気をつけて乾かしておきましょう。
シャンプー後のブラッシングの注意点
シャンプーをした後などの髪が濡れている状態のとき、髪表面の状態はどうなっているのかご存知でしょうか??
それを説明するには髪の構造について少し触れておかないといけないのでそこも踏まえてお伝えします。
髪の水分量は、通常時11~16%なのですが濡れた状態のときには35%まで水分量が上がります。
そして髪内部にある髪のハリコシや弾力性を司るコルテックスに水分が含まれることで膨張し髪は柔らかくなったりします。
しかし髪表面にあるキューティクルはウロコ状にくっついてるものなのでキューティクルは膨張などせずに中から無理に広げられたような状態になっているんです。
この状態のときに毛先からといていかずに根元から一気に引っ掛けながらするようなブラッシングをしてしまうと開いたままになっているキューティクルが引っ張られてしまい、抜け毛や枝毛などの痛みの原因になってしまいます。
そんなことをしてはどれだけ丁寧にシャンプーしたりしてもそれまでの苦労が水の泡となってしまいます。
もしブラッシングをするのが日常的になっている方がいるのであれば、先にある程度はドライヤーで髪を乾かし髪の水分を飛ばしてからブラッシングすることをお勧めします。
今回はシャンプー後の髪の乾かし方についてのお話を書かせていただきました。
薄毛や抜け毛で悩まれている男性で発毛、育毛をしたいという方は多くいらっしゃるかと思います。
まずは自宅ケアを見直されて見てはいかがでしょうか?
発毛・育毛に関してお悩みの方、ご相談などがある方はぜひこちらまでお問い合わせください。