薄毛改善ならタバコはやめるべき?その理由とは?

こんにちは。名古屋市昭和区御器所にあるメンズサロン、トレサンパオムの中村です。

以前までの記事ではスキンケアに関することを多くお伝えしていましたが、今回は薄毛や抜け毛についてです!

当店にも薄毛や抜け毛で悩まれている方が多くご来店いただきます。細かくカウンセリングしていく中で、何度か引っかかってしまうのが「喫煙」です。健康にいいイメージはないとは思いますが、なぜそこまでNGなのか?

健康には良くないと分かっていながらも、喫煙者の中で薄毛に悩むお客様に「タバコは大きく影響します」と説明させていただくと、

「えっ!そうなんですか?!」と驚かれることが多いのですが、発毛や育毛を考えているのであればまず喫煙習慣を見直すのが第一歩と言えるぐらい大きく影響します。すぐにやめるのはストレスになりますが(°_°)

血管収縮

タバコに含まれるニコチンは血管を収縮させる作用があります。

毛が育つためには血管内の酸素が必要で、十分に酸素が届かないと健康的な毛は育ちません。

つまり、タバコを吸うと頭皮の血管も収縮して毛が育つには酸素不足になるというわけです。

また、タバコの煙に含まれる一酸化炭素も有害です。

酸素は血液中のヘモグロビンと結合して毛母細胞の活動を活性化させますが、一酸化炭素は酸素よりも強くヘモグロビンと結合してしまいます。そのためより毛母細胞に栄養が行き渡らなくなります。

ヤニクラ気持ちいいぜ!と思っている場合ではなく、頭皮の血行不良を促進させてるだけなので、薄毛に悩む方はその快感を危ないと思ってください(◜ᴗ◝ )

男性ホルモンの増加

男性ホルモンが多いと毛がふさふさになるイメージがありますが、AGAの場合は違います。

男性ホルモン「テストステロン」が「5αリダクターゼ」という酵素と結びつくと「ジヒドロテストステロン」になります。

このジヒドロテストステロンは発毛力を弱体化させる作用を持っています。

「5αリダクターゼ」は遺伝的に受け継がれるので、総量によっては男性ホルモンが多いと薄毛になる可能性が高まるということです。

そして、喫煙によって男性ホルモンが増加することがハーバード大学公衆衛生学部の調査によって分かっています。

参考資料: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/7962322/

このようにタバコによって薄毛になるリスクはかなり高まります。

はしめに書いたように発毛施術を行っていくお客様の中で喫煙している場合は、まず禁煙を目指してアドバイスをするぐらい重要なポイントです。

そして実際に発毛施術で担当させていただいているお客様はタバコの本数を大幅に減らしていただき、発毛施術による目に見える変化があります。

いきなり禁煙!というのはストレスにもなるのでまずは本数から減らしましょう。